LANCIA THEMA turbo 16v

エアコンガス充填
アコンガスのチャージキットをゲットしてガスの充填をした。
使ったのはシングルゲージタイプのもの。 高圧側も測定できるダブルゲージのものがいいんだろうけど、めったに使うものでもないし高いし。
ガスはCOLD-12という商品名のもの。 このガスは代替物とはまた違うものらしく、いわゆる「フロン」を全く含んでいないらしい。 地球に優しいはずの私にはもってこい。

で、いざガス充填。
1.エアコンの温度設定を最低(Lo)にしてがんがん回す。
2.チャージホースのバルブを閉めて低圧側に接続。
3.サービス缶を接続。 このときゲージが振り切れる。
4.サービス缶を逆さまに構え・・・
5.サイトガラスとゲージを確認しながらチャージホースのバルブをゆるめる。
6.ゲージの指針が緩やかに下がり一定のところで止まる。
7.指針が止まったところが現在の圧力。
8.終わったらチャージホースをはずす。 はずすときに少しガスが抜けるが気にしない。

今思うに低圧側接続とサービス缶が逆のような気もするが、まいっか。
逆に接続するとバルブのしめる方向が違い、ゲージの動き方が逆になるはずだが。

3本のガスがすべて入ったところでゲージは4.5kg/平方cmを指している。
一般的に低圧側は2.0kgくらいという話を聞いたことがあるが、サイトガラスを見る限りまだ入りそう。
だけどこれ以上は危険を感じるのでやめておいた。
手持ちに温度計がなかったので温度は測っていないけどかなりヒンヤリとしている。
このときの外気温センサーは32度  (ニヤ

COLD-12の外観。
COLDというからにはコールドなのでしょう。
シングルゲージタイプを使用。
青い方を低圧側へ。
黄色い方にサービス缶をつなぐ。
逆でもできるとは思うけどバルブの順番を間違うとガスが一気に抜けてしまうかも。

作業を終え千葉方面に(じつはキャンプに行く途中で某ハンバーガー屋さんの駐車場にて作業)設定温度25度でしばらく走っていると日陰では肌寒く感じるくらいよく効いている。

しかし・・・なぜかまたジワジワと暑くなってきた気がする。
風気口に手をかざしてみてもさっきほど冷たくない。 なぜ? もうガスが抜けた?
いろいろ頭の中で原因を想像しつつキャンプ場についてボンネットを開けてみるとナント!
低圧側の配管が真っ白に凍結している!
もしやと思いフィルターのふたを開けてみると案の定、エバポレーターも景気よく凍結している。
これじゃ空気が通るはずもなく。
しばらく送風だけして、凍結したエバポレーターを溶かしてみるとまた風が冷たくなった。
どうやら凍結防止のためのセンサーがおかしいらしい。

そういえば去年の夏にやはりエアコンが効かずセンサーをいじった記憶がある。
調べてみると調整ねじがめいっぱいゆるんでいる。
基準が全くわからないので適当に時計方向に閉めてみてしばらく様子見。
すると凍結具合はずいぶんよくなった。 それでもまだ少し凍る。 少しずつ調整するしかないかな。
いやいや、びっくりした。

しかしこのガス充填、7月にやっておけばよかった・・・

低圧側の配管が真っ白に凍っていた。 すさまじく楽しい感じ。
サイトガラスの左側に見える縦長の箱の中に凍結防止のセンサーが入っている。
調整ねじはちょうどこの角度でみると手前側にある。
凍結してしまったエバポレーター。
これでは風が通るはずもなく・・・。